日本でサービスという言葉をはじめに使ったのは、日本自動車会社の社長である石沢愛三であるとされています。
この石沢社長が大正時代末期にアメリカを視察した際、そこの自動車販売にサービス・ステーションが設けられ、それが成果を上げていることを知り、同じものを日本で広めようとしたことがきっかけのようです。
サービス・ステーションとは、今のガソリンスタンドのことですが、日本にこのサービス・ステーションを持ち込む際、サービスに当てはまる丁度いい和訳がなかったため、取引先を混乱させるということもあったようです。
直訳してしまうと、奉仕的な駅になってしまい、外国人に聞いても要領を得なかったため、サービス・ステーションという言葉を使うのをやめてしまったようです。
その後、フォード自動車が横浜に工場をおき、サービス第一主義を掲げた。
全世界にサービス網をはり、安心して自動車を使用してもらえるようにすることが、販売を伸ばす重要な点であるとしました。
それ以外にも日本GMが日本にガソリンスタンドを大量に設置し、欧米型のサービスを地方へ普及するようにもしました。
このように、海外の企業が日本進出を図る際に、商品だけでなく、サービスの概念も持ってきたこともあり、このことが日本でのサービス概念を大きく影響させているようです。